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皆さんこんにちは!
株式会社浜崎ペイント、更新担当の富山です。
今回は、私たちが長年携わってきた**「塗料販売」という仕事の歴史について、少し振り返ってみたいと思います。
現代では当たり前のように身の回りにある“ペンキ”や“塗装用塗料”ですが、そこには意外と知られていない深い歴史と進化の物語**があるんです。
日本における塗料の歴史は、実はとても古く、縄文時代の漆塗りの器にまでさかのぼることができます。
当時は、天然の漆(うるし)やベンガラ(酸化鉄の赤色顔料)などを使って、木材や陶器を保護・装飾していました。
江戸時代になると、建築物や仏像・神社の装飾に塗料が広く使われるようになり、“塗師屋(ぬしや)”と呼ばれる塗装業者が登場。それに伴い、塗料を専門に扱う商人も現れ始めました。
明治時代に入り、ヨーロッパから**油性塗料(オイルペイント)**が輸入され、日本でも徐々に使われるようになっていきます。
この頃から、建築・鉄道・造船など産業の発展と共に、塗料の需要が一気に拡大しました。
塗料販売店も、もともとは材木店や建材店の一部としてスタートし、やがて塗料専門商社として独立していきます。
戦後の復興と共に住宅建築が急増すると、塗料販売業界も大きく変わります。
外壁用塗料(セメント瓦・モルタル用)
鉄部・木部の防錆・防腐塗料
自動車補修用塗料
など、あらゆる場面に対応した製品の需要が急拡大。
また、「色を楽しむ」文化が浸透し、カラー見本帳を手に塗料を選ぶ時代に。
販売店では“調色技術”が重要となり、専門スタッフによる色合わせが当たり前となりました。
現代では、塗料に求められる要素は「色」だけでなく、
耐候性(紫外線に強い)
耐久性(長期間もつ)
低臭・無害・環境対応
断熱・防カビ・抗菌 など、多機能化が進んでいます。
同時に、プロユーザー(建築・設備業者)だけでなく、
DIYユーザーや一般家庭への販売も増えており、提案力や商品知識のある販売店が選ばれる時代になっています。
私たちは、長年にわたり地域の皆さまに支えられ、塗料のプロフェッショナルとして歩んできました。
「色と塗装で、暮らしに安心と彩りを届けること」
それが、創業当初から変わらない私たちの思いです。
これからも、技術と信頼で、時代のニーズに応える塗料販売を続けてまいります。
次回もお楽しみに!
株式会社浜崎ペイントでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!