浜崎ペイントのよもやま話~第17回~

皆さんこんにちは!

 

沖縄県那覇市で塗料販売を中心に事業を展開している

株式会社浜崎ペイント、更新担当の富山です。

 

 

 

水性塗料と油性塗料

 

 

 

🎨 特性を知ることが、最適な提案につながる

 

建築・リフォーム・塗装の現場では、
「水性塗料」と「油性塗料」のどちらを選ぶかで、
仕上がりや耐久性、作業性に大きな違いが生まれます。

それぞれの特徴を理解し、**“用途に応じた塗料選び”**を行うことが、
プロとしての信頼と結果につながります✨


💧 水性塗料とは? ― 扱いやすく、環境にもやさしい

 

水性塗料は、水を溶剤(うすめ液)として使用するタイプの塗料です。
かつては「油性より耐久性が低い」と言われた時代もありましたが、
現在では技術の進歩によって性能が大きく向上しています。

🔹 特徴

  • 匂いが少なく、室内でも安心して使用可能

  • 引火性がないため、安全性が高い

  • 工具や刷毛の洗浄が水でできる

  • VOC(揮発性有機化合物)の排出が少ない

水性塗料は、主に内装や住宅の外壁塗装で多く採用されています。
特に、戸建て住宅のリフォームでは「環境にやさしい」「臭いが少ない」という点で人気です。


🛢️ 油性塗料とは? ― 耐久性・密着性に優れたプロ仕様

 

一方、油性塗料は有機溶剤(シンナー等)を溶媒とする塗料
水性に比べて揮発成分が強い分、耐久性・密着性・防水性に優れています。

🔹 特徴

  • 塗膜が硬く、剥がれにくい

  • 雨風・紫外線・塩害に強く、屋外に最適

  • 鉄骨・鉄部・橋梁・外構などに使用される

  • 低温時でも乾燥しやすく、冬場の施工に強い

ただし、臭いが強く、可燃性もあるため、
屋内や密閉空間での使用には注意が必要です。


⚖️ 水性と油性の比較表

 

項目 水性塗料 油性塗料
主な溶剤 シンナーなど有機溶剤
匂い 少ない 強い
乾燥時間 やや遅い 早い
耐久性 普通~高い 高い
安全性 高い 要注意(換気必要)
使用場所 室内・住宅外壁 鉄骨・屋外構造物
環境負荷 低い 高め(VOC発生)

🏗️ 用途による使い分け

 

現場では、「どちらが良いか」ではなく、
**“どこに、どんな環境で使うか”**が判断の基準になります。

  • 住宅の外壁・木部 → 水性塗料(臭いが少なく安全)

  • 鉄骨・設備・機械部品 → 油性塗料(耐久性・密着力が重要)

  • 商業施設や工場 → 両者を適所で使い分け

適切な塗料選びと丁寧な施工が、
仕上がりの美しさと長期耐久性を左右します🌈


💬 まとめ

 

✅ 水性塗料は環境と作業者にやさしい
✅ 油性塗料は耐久性・防水性に優れる
✅ 施工場所と目的に応じた選択が大切
✅ 両者の特徴を理解して提案することが信頼につながる

塗料は「見た目」だけではなく、「機能と寿命」を決める大切な要素。
現場を知る人ほど、この違いを理解して使い分けています🎨

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

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