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皆さんこんにちは!
沖縄県那覇市で塗料販売を中心に事業を展開している
株式会社浜崎ペイント、更新担当の富山です。
今回は「塗料販売の未来」について考えていきます。
建築業界全体が省エネ・脱炭素・健康志向へと舵を切る中で、塗料販売も“単なる材料提供業”から、“暮らしの品質をつくる業種”へと大きく変貌しようとしています。
これからの塗料は、“色をつけるだけ”ではなく、“建物の性能を変える塗料”が主流になっていきます。
代表的な機能性塗料:
遮熱・断熱塗料:冷暖房効率の改善=CO₂削減
抗菌・抗ウイルス塗料:医療施設・飲食店などで採用拡大中
セルフクリーニング塗料:雨で汚れが流れる→美観維持と外壁寿命の延長
防音・消臭・防虫塗料:居住環境の質向上に寄与
販売店としては、これらを「建物の使い方」「住まい手の生活スタイル」に応じて提案できるコンサル型営業が求められます。
塗料販売にもデジタルシフトが進んでいます。
オンラインカタログと色シミュレーション
ECサイトによる直接販売
AIによるカラー提案サービス
在庫連動・出荷追跡システムの導入
といったデジタルツールの活用により、スピード感のある販売と顧客満足度向上が可能になります。
特にBtoB領域では、「現場に即納」「現場単位の調色提案」など即応性の高いサービスが大きな差別化ポイントになります。
今後、さらに注目されるのが「環境由来の新素材塗料」です。
バイオマス原料を使用した自然塗料
海藻や植物由来の樹脂を活用した低VOC塗料
廃プラスチックを活用した再生塗料
これらはCO₂排出を大幅に抑えるだけでなく、循環型社会の実現にも貢献します。
販売店としては、こうした製品の選定・勉強・展示を通じて、“持続可能性を軸にした販売姿勢”がますます重要になります。
塗料販売における“人”の役割も大きく変わってきます。
必要なのは、もはや単なる製品知識ではなく、
建物全体の性能向上提案力
環境法令・SDGs知識
顧客ニーズに合わせたプラン設計力
こうした総合的なサポートスキルを備えた「提案型営業マン」こそが、未来の塗料販売を支える存在となるのです。
これからの塗料販売は、「何を売るか」だけでなく、「誰のために、どんな未来を描くか」が問われる時代です。
地球環境に優しい塗料
人に優しい塗装提案
現場に優しい対応力
この三拍子を揃えることが、塗料販売業にとっての次なる使命です。
私たちはこれからも、塗料を通じて「建物の価値」と「暮らしの質」をつくる存在として、日々進化し続けてまいります。
次回もお楽しみに!
株式会社浜崎ペイントでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
沖縄県那覇市で塗料販売を中心に事業を展開しております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
皆さんこんにちは!
沖縄県那覇市で塗料販売を中心に事業を展開している
株式会社浜崎ペイント、更新担当の富山です。
今回は「塗料販売業界と環境問題」について深く掘り下げていきます。
塗料は建築・製造・自動車・船舶・家具など、あらゆる分野で使われる重要な材料です。しかしその一方で、塗料が環境に与える影響も大きく、今や業界全体が“環境対応”を避けては通れない状況にあります。
かつての塗料は、耐久性や仕上がりを重視するあまり、多くの有機溶剤や鉛系顔料などを含んでいました。これらは、製造・販売・使用・廃棄の各段階で、次のような環境リスクを生み出します。
VOC(揮発性有機化合物):大気中で光化学スモッグの原因に
鉛・クロムなどの重金属:人体や土壌への長期的影響
溶剤系の臭気・火気危険性:施工中の安全リスク
つまり、ただ「塗る」だけでなく、その塗料がどんな成分でできているのかが、環境保全と直結しているのです。
近年、環境対応型の塗料として注目されているのが、
水性塗料(溶剤の代わりに水を使用)
低VOC・ゼロVOC塗料(有害物質を極限まで抑えたタイプ)
これらは施工時の臭いも少なく、作業員や周囲への健康被害も軽減できるのが特長です。
しかし課題もあります:
油性に比べて耐久性や付着力に課題が残る場合もある
特殊下地には対応できない塗料も多い
コストが割高なことも
販売店としては、性能と環境対応のバランスを見極めた製品提案が求められます。
塗料販売において見落とされがちなのが、「廃棄物の発生」への対応です。
現場で余った塗料、使用済みの空缶、固化物などは産業廃棄物として適切に処理しなければ、法令違反となるだけでなく、環境にも深刻な悪影響を及ぼします。
販売店としては、
処分方法や業者紹介のアドバイス
リサイクル可能な製品の提案
過剰発注を防ぐ適量販売の努力
といった「販売後まで視野に入れた対応」が求められます。
今や、製造メーカーによって環境方針は大きく異なります。
ISO14001認証取得企業
バイオマス塗料や再生原料を開発する企業
環境配慮型パッケージを導入している企業
こうしたサステナブルな企業との連携を強化することが、販売店としての信頼性アップにもつながります。
環境負荷の少ない塗料を選ぶことは、単なる“オプション”ではなく、“責任ある選択”です。
塗料販売業は、商品を届けるだけでなく、施工者やエンドユーザーに環境への意識を広げる立場でもあるのです。
次回は、この流れを受けて「塗料販売の未来と進化」について詳しくご紹介します!
次回もお楽しみに!
株式会社浜崎ペイントでは、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
沖縄県那覇市で塗料販売を中心に事業を展開しております。
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!